理事長 後藤 なつき
2020年6月25日付で、青柳前理事長からバトンを受け、大阪府教職員互助組合の理事長を務めることとなりました。会員の皆さまのご支援を賜りながら、この大役に取り組んでいきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。1948年設立以来70有余年の実践を積み重ね、今や現職会員が59200(※)名余り、退職会員が36100(※)名余り、合わせて95300(※)名にも及ぶ大阪府教職員互助組合の歴史を顧みるとき、理事長の任に就くことを大変光栄に思うとともに重責を痛感し、あらためて身の引き締まる思いをかみしめています。
さて、今年はコロナウィルスの影響もあって、とりわけ学校の再開後は教職員の皆様の多忙さに拍車がかかっている状況にあります。21年度からは一年間の変形労働時間制が導入されることになりましたが、このことで教職員の日常の多忙さが直ちに解消されるとは思えません。また、年金をはじめとする各種社会保障制度の先行きが不透明な中で、退職者の暮らしにも不安がつきまといます。そんな中で、会員の皆様に少しでも生活にゆとりと潤いをもっていただきたい、そのお手伝いをさせていただきたいと奮闘しているのが互助組合です。療養支援(給付)金などの各種給付、個人旅行や各種の保険をはじめ、くらし応援事業や割引特典のベンリック事業、鑑賞観戦、婚活などの厚生事業などたくさんの事業展開を行っています。これらの情報は、広報紙、ホームページ、メルマガなどで発信していますが、今後はモバイル化にも努めてまいります。
私は10年余り互助組合の理事を務めてきましたが、その間会員ニーズに沿った事業展開が可能となるようにと種々の提案も行ってきました。今後は、20~30代の会員が過半数を占める若い組織になっていくことも踏まえ、真の意味で「身近に役立つ、イザという時頼れる」互助組合になれるように努めてまいります。長く加入いただいている方にも、またごく最近加入された方にも、ご期待に応えられる存在となるよう、役職員一同全力で取り組んでいく所存であることを申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。
(※)2020年5月末日現在の数字です。